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私は、債権回収の仕事を結構やってますが、これがまたなんとも弁護士らしいというか弁護士らしくないというか、微妙な仕事なんです。
まずは債務者を弁護士名入りの内容証明郵便を送って脅かして、それでも効果がなければ、土地建物等の財産があれば仮差押、なければいきなり訴訟提起するんです。仕事を受任したあとは、私が債務者の方と直接やりとりするんですが、中には、弁護士の名前にびっくりしてすぐに払う人もいれば、「先生は私に死ね!とおっしゃるんですか!」なーんて言ってくる人もいるんです。 なんか、弁護士というより、借金取りですよね。 債務者の方から借金をするに至った経緯とか、いろいろとお話を聞くと、いろいろな人間ドラマがあって、考えさせられることが多いです。お金を借りたのに返さないという責められるべき部分がある半面、お金の返還をせまるのは忍びない部分もあり、その調和をはかるのは本当に悩ましいです(例えば月収20万円の人に毎月10万円払えなんて無理ですし)。 とりあえず、債務者の財産、負債を正確に把握したうえで、債務者が最低限の生活を維持できる範囲で最大限の返済をしてもらうことと、債務者の方にも納得してもらって、「しっかり返済しよう!」と思ってもらうようにすること、を目指して債権回収の仕事をしています。特に、後者は結構大事ではないかと思ってます。後者がうまくいったときは気分がいいですからね。 とにかく、連帯保証人になんかなっちゃいけませんです。 PR |
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